【シドニー共同】ニュージーランド自然保護省は24日までに、世界遺産を構成する同国南部のアンティポディーズ島で、島の生態系への脅威となっていた外来のネズミ約20万匹の駆除に成功したと発表した。
アンティポディーズ島はニュージーランド南島の南東約800キロに浮かぶ面積約21平方キロの無人島。海鳥や植物、昆虫など多くの固有種が生息する多様性が認められ、同島を含むアンティポディーズ諸島は世界遺産「ニュージーランドの亜南極諸島」の一部を構成している。
自然保護当局は2014年からネズミ撲滅プロジェクトを始め、16年に大量の殺鼠剤をヘリコプターから散布した。
画像:ニュージーランド・アンティポディーズ島
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