「クールジャパン」と呼ばれる日本独自の文化の海外展開に向けて、政府の検討会が報告書案を取りまとめ、
専門性の高い外国人を対象に導入している永住許可の取得要件を緩和する措置などを、アニメやファッションの分野にも拡大するとしています。
「クールジャパン」と呼ばれる日本独自の文化の海外展開に向けて、松山一億総活躍担当大臣を座長とする政府の検討会は、人材の育成や確保のための報告書案を取りまとめました。
それによりますと、実践的な職業教育を行うために、再来年度から設置が認められる新たな高等教育機関「専門職大学」に、
アニメや観光などに精通した教員が配置されるよう、政府が業界団体に働きかけるなど必要な支援を行うとしています。
さらに、研究者や企業経営者など、専門性の高い外国人を対象に導入している永住許可の取得要件を緩和する措置などを、アニメやファッションの分野にも拡大するとしています。
また、国内の専門学校などを卒業した留学生が日本で就職しやすくなるよう、
政府がネット上に企業と留学生をつなぐサイトを整備し、留学生の就職相談にも対応するとしています。
政府の検討会は週明けに開く会合で報告書を決定する方針です。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180324/k10011376991000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_004