FB不正利用疑惑の英社、CEOを停職 隠し撮りで放言
http://www.afpbb.com/articles/-/3168189
【3月21日 AFP】2016年の米大統領選でドナルド・トランプ(Donald Trump)陣営と契約していた英企業ケンブリッジ・アナリティカ(Cambridge Analytica)は20日、アレクサンダー・ニックス(Alexander Nix)最高経営責任者(CEO)を停職処分にしたと発表した。同社をめぐってはフェイスブック(Facebook)利用者5000万人分の個人データを不正利用した疑いが浮上。さらにニックス氏には、汚い手を使って政敵を陥れるサービスを売り込む様子などを隠し撮りした映像が公開されていた。
英国の報道番組「チャンネル4ニュース(Channel 4 News)」は19日、ニックス氏が自社について、賄賂やセックスワーカ―、元スパイらを使って政敵を陥れることができると豪語した隠し撮りの映像を放送。20日にはさらに、トランプ(Donald Trump)陣営のための調査や分析、インターネットやテレビでの選挙活動は同社がすべて担ったなどと、トランプ氏の選挙活動で自社が大きな役割を果たしたと自慢する映像も公開された。
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映像の中でニックス氏は、自動的に消去される秘密の電子メールの使用にも言及。「証拠は残らない。記録も残らない。全てなくなるんだ」と述べ、読んでから2時間後に自動削除されるシステムについて説明している。