代表的な仮想通貨であるビットコインの取引が急減している。
売買や送金など1日あたりの取引額はピークだった2017年末の4分の1に減少した。
金融庁による仮想通貨交換業者への行政処分が逆風になっているうえ、
世界規模で規制が強まるとの警戒も高まっている。主な取引主体だった個人
の関心が冷め、一部は外国為替証拠金(FX)取引に移っている。
情報サイトのブロックチェーンインフォによると、ビットコインの1日あたりの取
引額は昨年12月12日の40億ドル(約4500億円)から2月中旬には10億ドルに減少した。
3月に入っても10億~13億ドルで推移する。取引件数も約20万件と昨年末のピークの半分以下だ。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28230920W8A310C1EA2000/