通行人の女性からバッグをひったくったとして、秋田地検は16日、秋田県警秋田臨港署交通課巡査部長(30)を窃盗罪で秋田地裁に起訴した。
捜査関係者によると、巡査部長は「遊興費が欲しかったが、金が足りなかった」という趣旨の容疑を認める供述をしている。
県警は同日付で、巡査部長を分限休職処分とした。
起訴状などによると、巡査部長は2月23日夜、秋田市大町の路上で、歩いていた同市内の50歳代女性とすれ違いざまに、
現金約3000円入りの財布など11点が入ったトートバッグ(計約7万円相当)をひったくったとされる。
現場は繁華街近くの人通りのある通り。巡査部長はこの日、勤務後に同僚の警察官らと飲酒していた。
捜査関係者によると、巡査部長は風俗を利用しようとしていた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180316-OYT1T50153.html