戦国時代に織田信長の指示で今の兵庫県の攻略を進めていた豊臣秀吉が、有力者に対して信長に服属のあいさつをするよう記した書状が新たに見つかりました。
「あなただけがあいさつをしておらず心配しています」といった文言があり、調査に当たった専門家は、攻略の実態だけでなく秀吉の焦りも読み取れるとしています。
この書状は、東京大学史料編纂所がインターネットオークションで購入し、汚れを落としたり破損箇所を修復したりしながら解読を進めたところ、花押が秀吉の直筆とみられることなどから秀吉の書状と判断しました。
天正5年(西暦1577年)に、今の兵庫県南西部にあたる播磨の攻略を行っていた秀吉が、服属の意思を示した有力者の間嶋兵衛尉に宛てた書状で、信長にあいさつに行くよう促す内容が記されています。
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180315/k10011366341000.html