家電・家具 広がるレンタル 短期利用など費用節約にも
四月からの新生活に備え家電や家具を買いそろえるのはお金も手間もかかるもの。だが、最近は購入しないで、レンタルで済ませる方法が増えている。単身赴任者や学生など利用期間が短いと分かっている人にとっては、買うよりも借りる方が安い場合も。生活スタイルの変化に合わせて家具を入れ替えたり、処分の費用や手間を抑えられたりするメリットもある。 (細川暁子)
名古屋市守山区のリサイクル業者「RIG株式会社」は五年前から家電や家具のレンタル業を手掛けている。単身者向けの冷蔵庫や洗濯機、電子レンジ、炊飯器など家電八点の中から四点を選ぶセットが主力商品で、ネットで申し込むことができ学生や単身赴任のサラリーマンらに人気だ。
四点セットのレンタル料は中古品で一カ月二万一千円だが、一年だと四万円、二年で五万四千円。「家電四点セットを新品で買えば約八万円かかるので、短期間しか使わないことが分かっているならレンタルしようという人が増えている。必要最低限の物しか持たない『ミニマリスト』などが広がった影響もあるのでは」。代表取締役の後藤将夫さんは話す。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/201803/CK2018031502000204.html
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/201803/images/PK2018031502100100_size0.jpg