顔のないカエルを発見、なぜか生きている
米国コネチカット州の森で野外調査を行っていた研究者たちが、あるカエルを見つけて仰天した。なんと、顔のないカエルだったからだ。(参考記事:「【動画】顔が2つあるネコが生まれる、中国」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/092500362/
研究者たちは、イモリの情報を集めているところだった。そこへアメリカヒキガエルがやってきて、足元を跳ね回り始めた。米マサチューセッツ大学アマースト校の学生で爬虫両生類を研究しているジル・フレミング氏は、同僚らとともにそのカエルを近くで見て驚いた。目も鼻も、あごも舌もなかったのだ。(参考記事:「ヘビを丸のみにするカエル、衝撃の写真が話題に」)
顔はなぜなくなった?
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/101900402/
フレミング氏は、カエルに顔がない理由は謎だが、いくつかの説が考えられるという。
「最初に考えたのは、冬眠している間に自然界の捕食者(ガーターヘビやミンクなど)によって傷つけられたのではないかということです。その可能性が一番高いと思っています。理由はわかりませんが、捕食者は中途半端な状態で去ってしまい、初春になってカエルはまた活動を始めたのです。両生類は信じられないほど回復力がありますから」。フレミング氏はそう話す。
(全文は以下より)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/030600103/
2018.03.07 ナショナルジオグラフィックス