先月、棋戦で初優勝して昇段を果たした中学生棋士の藤井聡太六段が、8日、公式戦で初めて師匠の杉本昌隆七段と対局し、「千日手」による指し直しの末、勝利を収めました。
去年、デビュー戦から29連勝して将棋の最多連勝記録を30年ぶりに更新した藤井聡太六段(15)は、先月1日に五段に昇段したあと、17日には羽生善治二冠らを破って棋戦で初優勝し、一気に六段になりました。
藤井六段は8日、大阪の関西将棋会館で八大タイトルの1つ「王将戦」の予選に臨み、杉本昌隆七段(49)と対局しました。
杉本七段は、藤井六段が小学4年生のときに弟子入りした「師匠」で、今も藤井六段の指導を続けています。
この2人の「師弟対決」が公式戦で実現したのは今回が初めてです。
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