男女に差なんて、ない プリキュア生みの親、秘めた信念
3月8日は、国連が定めた「国際女性デー」です。
男女格差が大きいとされる日本を、次代を担う若い人たち、とりわけ女の子たちが性別にとらわれず生きることができる社会に――。
人気アニメ「プリキュア」シリーズの初代プロデューサーの鷲尾天さんは、「女の子が、自分たちの足で地に立つことが一番」と語ります。
プリキュアの戦闘には、男の子のキャラクターは参加しません。イケメンの男の子も登場するけれど、非力な存在です。
女の子が主役で、自分たちで物事をとにかく突破することを見せたかった。どんなに巨大なものに立ち向かうときも、
自分たちで解決する気持ちが一番大切だろうと思っていました。
プリキュアシリーズも今年で15年目を迎えました。世間に認知されて、大人にタイトルを言ってもわかってもらえるようになりました。
昨年のプリキュアの声優さんから「子どものころ、プリキュアを見ていました」と言われました。
「ついに来たか」と衝撃的でしたが、うれしかったですね。
女の子がりりしく、自分たちの足で地に立つということが一番だと思って、プリキュアを作ってきました。子どものときには、
意味がわからなくてもいいんです。
テレビで見ていた女の子が成長して、思い返したときに「こういう意味だったのか」と気づいてもらえれば。
http://news.livedoor.com/lite/topics_detail/14365001/