イオン、県産牛販売再開 3月から県内、都内計6店で
イオンリテール(本社・千葉市)は3月から、東京電力福島第一原発事故後に見合わせていた県産牛のコーナーを常設し、販売を再開する。県が26日発表した。同社は県内5店と東京都内1店の計6店で先行販売し、取扱店を順次増やしていく方針。県産牛は流通・小売業者による仕入れ控えが深刻で、価格低迷が続いている。県は国内最大手のスーパーチェーンでの販売再開を機に、全国のスーパーや小売店にも県産牛を積極的に仕入れる動きが拡大するよう働き掛けを強める。
価格向上に期待
原発事故発生前、県産牛は主に関東圏を中心に流通していた。JA関係者によると、事故後は風評の影響で県産牛の競りに参加する流通業者が減少し、落札価格が上がりにくい状況となっている。
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