大阪ミナミで見つかった不発弾の処理をめぐって、土地の所有者が、大阪市と国に処理費用を求めた裁判で、大阪地裁は、訴えを退けました。
2015年、大阪ミナミのマンション建設現場で、太平洋戦争中に、アメリカ軍が投下したとみられる不発弾が見つかり、陸上自衛隊が撤去作業を行いました。大阪市は、土地所有者の男性に、警備員や土のうの設置など処理費用の一部、約580万円を請求。男性は一旦支払いましたが「戦後処理の一環で、行政が負担すべき」として提訴していました。大阪地裁は、判決で「不発弾処理を定めた法律はなく、大阪市と国に費用負担の義務はない」として、男性の訴えを認めませんでした。
ソース
不発弾処理費用は“個人負担” 大阪地裁で判決 (朝日放送) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180227-00010000-asahibcv-l27