去年1年間の国内の漫画単行本の販売額は、紙のコミックスが前の年より14%余り減少して1660億円台に落ち込んだ一方、成長が続く電子版は1710億円を超え、初めて紙の売り上げを上回りました。
出版業界の調査や研究を行う出版科学研究所のまとめによりますと、去年1年間に国内で出版された漫画単行本の販売額は、紙と電子版を合わせて、前の年より0.9%減少し、3377億円となりました。
このうち、紙のコミックスの売り上げは1666億円で、前の年からの減少幅は14%余りと過去最大の落ち込みとなりました。
低迷の背景には、市場を支えてきた人気作品が相次いで完結したことや、それに代わるヒット作が出ていないことなどがあるということです。
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180226/k10011343931000.html