引用されているソースを読んでみても
「臓器提供者は法輪功の学習者である」ということの根拠は書かれていないな
単に今までそう言われてきたから、と言っているに過ぎない
法輪功が中国で弾圧されているのは事実だろうけど、だからといってそれを臓器提供に結びつけるのは乱暴すぎる。
そしてその推定の根拠が政府の公式では1万人とされる年間臓器移植者が実は6~10万人では無いかという推定。
これの根拠が中国国内に169軒臓器移植認定病院があるということ
そこで日本の臓器移植認定病院の数を調べたら150軒余りだった
中国の十分の一以下の人口である日本に同じくらいの認定病院があるのだから
中国の認定病院が多すぎるということはない
なぜで6~10万人の移植者数を推定したのか理解に苦しむ
これは政府の公式通り1万人と考えるのが妥当だろう
ここで米国の年間移植者数を比較してみると
2万5千人余りで、人口のことを考えれば中国の移植者数はかなり少ない
キルガー氏の論理が正しいのなら米国では何人の囚人が臓器をとられているのか…ということになる
確かに、金盾とやらで中国の人民がYouTubeやGoogleなどにアクセスすることはできない
しかし逆は何の制限もないのである
ビリビリ動画を見たり、CCTVの春節特番を楽しむこともできる
中国はかつてのように「謎の国」ではないのである
われわれは中国に対する無知という偏見を見直す時期ではないかと思う