映像では、マタス氏とキルガー氏、そして英ロンドン在住のジャーナリストであるイーサン・ガットマン氏が、
10年に及ぶ調査の結論として、2016年6月に『Bloody Harvest/ The Slauter:最終報告書』を発表したことを紹介。
それによると、中国国内に169軒もの移植認定病院があることから計算して、中国での臓器移植は年間6~10万件行われているという。
中国政府の公式発表では、臓器移植の年間件数は1万件とされており、大きく異なる。
なぜ、これほど多くの臓器移植が行えるのか。それは、何の罪もない法輪功の学習者たちから、臓器が摘出されているからだ。
ウイグル人やチベット人、中国家庭教会の人々からも、臓器が摘出されているという。
キルガー氏は、記者会見でこう語った。
「たとえ臓器移植の件数が年間5万件だったとしても、1日に165人が殺されていることになります。
臓器提供者の多くは、"無実の囚人"である法輪功の学習者です。
法輪功の学習者は、強制収容所で1日16時間働かされた上、臓器検査を受けさせられます。臓器を移植できる状態か、調べるためです」