中国はそうした意図を否定しているものの、インドはこれで中国による囲い込みに対する警戒感を一層強め、
改めて地域の同盟を強化する動きに出たと専門家はみる。
インドのシンクタンクNMF所長はCNNの取材に対し、今回のセイシェルとの合意は、インドが領土の安定を守ろうとする取り組みの
一環だと指摘。
「我々(インド)には、守らなければならない利益がある。
中国がインド洋で大規模な進出を進めるなら、我々の戦略的利益も拡大していかざるを得ない。
インドが自らを保全するためにはそれが唯一の方法だ」と指摘した。