連行は強引で、職場から突然警官に「頭に黒い布をかぶせられて」連れ去られたとのケースも報告されている。
収容所は、かつてウイグル語教育を行っていた学校の校舎などを転用。
一部屋に何十人もが寝泊まりし、衛生状況も劣悪で既に多くの死者を出しているとの告発もある。
在日ウイグル人も例外ではない。
日本に留学したり、日本の会社に勤務していたりしたウイグル人で、昨年夏に新疆へ一時帰郷し、
日本に戻ってこられなかった人々が筆者の知る限り複数存在する。
彼らは帰郷した後、地元警察にパスポートを没収され、強制収容施設に連行されているらしい。
収監者の親族は、身内が施設内でひどい扱いをされないよう気を使ってメディアや外国人に接触しようとせず、
また親族自身も詳細を把握していない。