「電子レシート」化へ実証実験
経産省、小売業にデータ活用促す
実験店舗のスーパーで電子レシートを受け取る様子=13日午後、東京都町田市
【 2018年02月13日 18時21分 】
経済産業省は13日、買い物の記録をスマートフォンで受け取れる「電子レシート」の実証実験を東京都町田市で始めた。スーパーやコンビニなど経営母体の異なる複数店舗で使えるのが特長で、消費者にとっては家計管理を簡単にできる利点がある。経産省は販売記録をビッグデータとして整備し、小売り事業者が新たな商品やサービスの開発につなげられるよう促す狙いだ。
町田市で開かれた記者会見では、経産省の担当者が「購入情報は宝の山だ」と強調した。「レシートを電子化して分析することで、小売業に新たな革新を期待できる」と訴えた。実験は28日まで。
www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20180213000123