スポーツ庁が全国の小中学生を対象に行っている体力や運動能力の調査で、女子は50メートル走や反復横跳びなど各種目の合計点が4年連続で上昇しこれまでで最も高くなりました。
この調査は、全国の小学5年生と中学2年生を対象に平成20年度から行われていて、今年度・平成29年度は、221万人余りが参加しました。
調査は8つの項目で行われ、男子の平均値では、中学生の50メートル走で8秒00と、これまでで最も速かったものの、中学生のハンドボール投げは20メートル50センチで最も短くなり、全種目の合計点で見ると小中学生ともに横ばいでした。
一方、女子は小中学生ともに合計点が4年連続で上昇し、これまでで最も高くなりました。
このうち、決められた時間内に20メートル走を何本走れるかを調べる「20メートルシャトルラン」では、小学生が平成20年度より2.9回増え41.6回、中学生では2.5回増え58.8回でした。
このほか反復横跳びや50メートル走などの種目でも、最も高い数値になりました。
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180213/k10011327141000.html