人気漫画や雑誌などをインターネットで無断で公開している、「海賊版サイト」の利用が若い世代を中心に広がっているとして、漫画家で作る団体がこうしたサイトを利用しないよう呼びかける異例の声明をまとめました。
国内の漫画家で作る日本漫画家協会などによりますと、漫画や雑誌をネット上に無断で公開している海賊版サイトの利用が若い世代を中心に、去年秋ごろから急増しているということです。
協会は事態を深刻に受け止め、そうした海賊版サイトを利用しないよう読者に呼びかける異例の声明をまとめました。
声明では、漫画を創作する過程に加わっていない海賊版サイトの運営者が利益を得ている現状があるとしたうえで、このままの状態が続くと、作品が作り続けられなくなり、日本の文化が滅びてしまうと強い危機感を示しています。
協会では、声明文を近くホームページに掲載し、読者への啓発活動を進めることにしています。
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180211/k10011325131000.html