国道で動けない車1500台に 福井 マフラーなど注意を
2月6日 16時30分 大雪 被害・影響
国土交通省によりますと、大雪の影響で、福井県内の国道8号線は坂井市とあわら市の間のおよそ10キロの区間で、午後3時現在、車やトラックおよそ1500台が動けない状態になっているということです。立往生が続くと、マフラーが雪で塞がれ、排気ガスが車内に流れ込むおそれがあり、JAFなどが注意を呼びかけています。
福井県の西川知事からの災害派遣要請を受けて、金沢市にある陸上自衛隊の駐屯地の先遣隊が、午後3時15分にあわら市の現場に到着したということです。今後、本隊の部隊が現地に到着し準備が整い次第、現場付近の除雪作業などを行い立往生の解消に向けて取り組むほか、食料などを補給する拠点を設け、身動きがとれない人たちへの支援を始めることにしています。
過去に起きた立往生では
大雪で数多くの車が道路上で立往生する事態は過去にも繰り返し起きています。
去年1月、日本海側の大雪で、米子自動車道や鳥取自動車道などで、冬用タイヤやチェーンを着けていなかった車が動けなくなり、合わせて600台ほどが立往生しました。
平成26年2月には、関東甲信地方を中心とした大雪で、山梨県や群馬県など各地の高速道路や国道で合わせて1600台ほどの車が立往生しました。この時は、すべての車が動けるようになるまでに4日かかり、交通や物流に大きな影響が出ました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180206/k10011317601000.html