地域の防犯に役立てようと、千葉県警は、県内の主要な駅の周辺に独自に防犯カメラを設置することになり、松戸市で住民を集めた説明会が開かれました。
千葉県警は、JRの千葉駅や松戸駅など、県内の5つの駅の周辺合わせて50か所に独自に防犯カメラを設置することになりました。
27日の説明会では、去年3月、地元の小学校に通っていた女の子が殺害される事件が起きたことから、当初の計画を半年早めて、ことし7月から運用を始めることや、事件や事故の際、警察署などですぐに映像を確認して対応にあたることなどが説明されました。
これに対し、住民からは「映像が悪用されるおそれはないのか」といった質問が出ていました。
警察が独自に防犯カメラを設置している都道府県は、去年3月の時点で、全国で28に上っているということです。
千葉県警察本部生活安全総務課の根本一俊係長は「プライバシーの問題を心配する人もいると思うが、公共性の高い場所に限定して設置する予定なので、理解してほしい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180127/k10011305171000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_037