松本副大臣が“ヤジ辞任” 沖縄・名護市長選は自民に大打撃
2018年1月28日 日刊ゲンダイ
つい安倍政権のホンネを口にしたのだろう。沖縄県民はカンカンだ。
米軍機が沖縄県内で何度も事故を起こしていることをめぐり、国会でヤジを飛ばした自民党の松本文明衆院議員(68)がきのう(26日)、内閣府副大臣を辞任した。
松本議員は25日の衆院本会議で、野党議員が米軍機の事故について質問した時、議員席から「それで何人死んだんだ」とヤジを飛ばしている。
沖縄では10日に1度のペースで米軍機が事故を起こしている。墜落して炎上し、小学校や幼稚園の上にモノを落下させている。一歩間違えれば、どれも大惨事になる事故だった。沖縄県民は怯えて暮らしている。
なのに、よくも「それで何人死んだんだ」などとヤジを飛ばせたものだ。しかも、松本議員は元沖縄担当副大臣である。さすがに、沖縄県民からは「人の命をなんだと思っているのか」「子供が死なないとなにも動かないのか」と怒りの声が上がっている。
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