演説で首相は、残業時間に上限を設けることなど「働き方改革」の実現に向け、関連法案の成立に全力を挙げる方針を表明した。
首相は「我が国に染みついた長時間労働の慣行を打ち破る」と述べた。関連法案で残業時間に上限を設け、罰則付きで順守を求める方針だ。
現行制度では事実上、残業時間を青天井で延ばせる。実現すれば、1947年の労働基準法制定以来の大改革となる。高収入の専門職らを労働時間などの規制から外す「脱時間給」制度を導入することも明言した。
野党が反対姿勢を示していることから、「社会政策にとどまるものではなく、成長戦略そのものだ」と理解を求めた。
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