フランスのメディアによると、２０日、南部リヨン近郊の自身が経営するレストラン兼自宅で死去、９１歳。詳しい死因は不明だが、パーキンソン病で療養中だった。
２６年、リヨン近郊の料理人の家庭に生まれた。１０代半ばから料理修業を積み、リヨンやパリのレストランで頭角を現した。料理店ガイド「ミシュラン」では６５年から最高評価の三つ星を獲得し続け、フランス料理界の第一人者として君臨。オマールエビ、子牛肉などを使った料理、クレーム・ブリュレなどを得意とした。自身の名を冠したコンクールを主催し、料理学校も経営。圧倒的な発言力から「法王」とも呼ばれた。
伝統にとらわれない「ヌーベルキュイジーヌ（新しい料理）」の開拓者と評された。多数の弟子を育て、日米など１０カ国以上に自身のブランドで進出するなどフランス料理を世界に広めた。レジオン・ドヌール勲章など数々の栄誉を授かっている。
ソース
東京新聞:ポール・ボキューズ氏 仏料理界第一人者:おくやみ(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/obituaries/CK2018012102000137.html
参考
ポール・ボキューズ - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA