LINEなどが監視されるAndroidマルウェア「Skygofree」が見つかる、周囲の音や会話も自動的に録音
ハリウッド映画ばりのスパイ活動を行うマルウェア「Skygofree」が発見されたことを、Kaspersky Labが報告している。監視ソリューションを提供するイタリアのIT企業が開発したものとKaspersky Labではみており、サイバー監視を目的に設計された極めて高度なモバイルマルウェアだとしている。大手モバイル通信事業者を装った偽のウェブサイトにおいて、モバイル通信速度改善のためのアップデートを装って拡散されていたという。
■特定の場所で周囲の音や会話を自動的に録音、フロントカメラでユーザーの顔写真撮影も
(中略)
■国内キャリアの古いAndroid端末が脆弱性攻撃のターゲットに
Kaspersky Labが報告したこのマルウェアについて、マカフィー株式会社では、そのターゲットは日本のユーザーである可能性が高いと分析している。
Skygofreeでは、端末の脆弱性を効率的に攻撃するために、端末のモデル名、ビルド番号、悪用可能な脆弱性コードの情報がデータベースとして管理されているという。そのデータベースに含まれる端末のモデル名をKaspersky Labが一覧にまとめているが、それをマカフィーが分析したところ、日本の通信キャリアから発売されたモデルが半数を占めていることが判明した。具体的には、京セラの「HONEY BEE 201K」、サムスンの「Galaxy S4 SC-04E」、ソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia VL SOL21」といった端末が挙げられている。
(以下略)
全文は以下リンクより
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180119-00000133-impress-sci
1/19(金) 19:53配信 Impress Watch