法務省記者クラブの加盟各社が、“警戒態勢”を敷いている。
それはオウム真理教(現・アレフ)の首魁、麻原彰晃(62)の死刑執行に備えているからだ。いつ執行されてもおかしくないXデーはいつなのか。
「安倍政権下では、何があってもおかしくありません。17年7月に2人の死刑が執行されましたが、そのうち1人は再審請求中でした。
再審請求中の死刑執行は17年半ぶり。また、12月にも死刑囚2人が執行されたが、そのうち1人は犯行当時19歳。
犯行時に未成年だった死刑囚への執行は、永山則夫死刑囚以来、実に20年ぶりでした」
「Xデーは、それほど先の話ではないでしょう」(政治ジャーナリスト)
「“いつまで麻原を生かしておくんだ”との世論の批判に対して、法務省の幹部は“自然死させるつもりはない”と語っています。この先10年、20年も麻原の死刑執行を先延ばしすることはありえません」
「18年内に新元号が発表され、その年の11月には眞子内親王が結婚し、さらに、その翌年には天皇が譲位されて、“新しい時代”が始まる。そんなめでたい時に死刑を執行したくない安倍政権も、皇室の慶事が目白押しになる前に決着をつけたいと考えているはずです」
どう転んでも、17年末から18年夏までにXデーはやって来そうだという。
https://www.dailyshincho.jp/article/2018/01110558/?all=1