マイクロソフト、WindowsアップデートでCPUの脆弱性対応 古いPCでは動作速度が大きく減速 ID:+Nzr8lg8

7番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2018/01/10(水) 20:46:38.81 ID:+Nzr8lg8

>>5
https://cloudblogs.microsoft.com/microsoftsecure/2018/01/09/understanding-the-performance-impact-of-spectre-and-meltdown-mitigations-on-windows-systems/

背景について言いますと、Skylake 以降とかの新しめの CPU については、
Intel が分岐予測を無効にするための命令をより細かく、間接分岐に絞って
くれていますので、Spectre 抑制の全体的なパフォーマンス低下を抑えられます。
古めのバージョンの Windows で大きめにパフォーマンスに影響がでるのは、
Windows 7 と Windows 8 では例えばフォントレンダリングがカーネルで
起きるなどの古い設計決定のために、ユーザー=カーネル間の移行が
多いからです。来週以降にベンチマークパフォーマンスのデータを公開する予定です。

11番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2018/01/10(水) 21:40:00.93 ID:+Nzr8lg8

意訳

● 問題になっている機能を無効にするためのフラグが CPU に存在するので
 Windows Update によってこのフラグが立つ
 このとき古い CPU では粒度が荒くて、問題ない機能まで無効になる
 よってパフォーマンス低下が大きい

● Windows Update によって普通のプログラムが実行される空間と
 カーネルが実行される空間が大きく分離されるようになり、この二つの空間を
 行き来するのに時間がかかるようになる
 古い Windows では本当にカーネルでやるべきこと
 (暗号用乱数生成とかパスワード管理とか) に加えてフォント描画みたいな
 カーネルじゃなくていいことまでカーネルでやる設計になってるので
 二つの空間の行き来が多くパフォーマンス低下が大きい


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