制御不能となっている中国の無人宇宙実験室「天宮1号」が3月末までに地球に落下する見込みであることが6日までに分かった。
人間に危険を及ぼす可能性は非常に小さいが、宇宙大国を目指す中国にとっては汚点になりそうだ。
宇宙関連の専門家は、人間に危険を及ぼす可能性はごくわずかだと強調。天宮1号の残骸が人間に当たる確率は推定で1兆分の1以下とされる。
大部分は大気圏突入時に海の上空で燃え尽き、一部が海底に沈むのが最も可能性の高いシナリオだ。
マクドウェル氏は最短で2月末の再突入もあると予測する。
欧州宇宙機関(ESA)は落下地点の大まかな緯度を把握しており、北緯43度から南緯43度までの間の地点と予測している。
カナダや英国の大部分は除外されるが、北京や東京、ニューヨークなど世界の主要都市が範囲に含まれている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180106-35112811-cnn-int