埼玉県の所沢市と隣の入間市で、4日から5日にかけて合わせて90羽のカラスが死んでいるのが見つかり、県が詳しい原因を調べています。
埼玉県によりますと、4日、所沢市東狭山ヶ丘にある学校のグラウンドやプールなどで複数のカラスが死んでいるのが見つかりました。
その後、隣接する入間市でも川の中や学校の敷地内でカラスが死んでいるのが相次いで見つかり、県によりますと、5日までに所沢市と入間市で合わせて90羽のカラスが死んでいるのが確認されたということです。
県が調べたところ、これまでに農薬などは検出されておらず、鳥インフルエンザへの感染も確認されていないということです。
埼玉県内では3年前にも入間市などで100羽を超えるカラスが死んでいるのが見つかっていて、このときの死因は細菌に感染して腸炎を引き起こしたためだったということです。
県は、今回もほかの死因が見当たらないことから、何らかの細菌に感染した可能性もあると見て詳しく調べるとともに、カラスの死骸を見つけても触らないよう呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180105/k10011280271000.html
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