米東部は4日、記録的な猛吹雪に見舞われた。ニューヨーク州やニュージャージー州などは非常事態宣言を出し、最大級の警戒を呼びかけた。ニューヨーク市内では20センチメートル以上の降雪が見込まれ、公立学校が休校になった。航空情報サイトによると、東海岸では3500便以上のフライトが欠航になった。停電や路面の凍結などで、市民生活にも大きな影響が出ている。
米国では昨年末から強い寒波が流れ込み、広い範囲で記録的な寒さに見舞われている。3日には年間を通じて温暖な気候で知られる南部フロリダ州でも約30年ぶりに雪が降った。米メディアによると、南部テキサス州ヒューストンでホームレスの男性2人が凍死した。東海岸では5万世帯近くが吹雪の影響で停電に陥っているという。
ニューヨーク市内では4日未明から雪が降り始め、夕方にやんだ。その後も厳しい寒さと強風は続き、週末には最低気温がセ氏マイナス15度に到達する予報が出ている。路面の凍結でけが人や事故が増える可能性が高く、地元自治体は今から注意を呼びかけている。
4~5日は低気圧が急速に発達しながら東海岸付近を北上するため、米東部は強い吹雪に見舞われる見通しだ。首都ワシントンや東部ペンシルベニア州でも観測史上の最低気温を記録している。
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