豪華な景品で知られる、伝統の「仙台初売り」が仙台市で行われ、朝早くから多くの人が列を作りました。
江戸時代から続く「仙台初売り」は、商人が心意気を示そうと豪華な景品をつけたことが始まりとされ、仙台市中心部の商店やデパートなどでは、1月2日に初売りをします。
商店街では、早朝から獅子舞や太鼓の演奏が披露され、多くの人が開店前から列を作りました。このうち、老舗のお茶の販売店では先月27日から待っているという愛知県から来た70代の男性を先頭に朝7時の開店時点では、200人以上が列を作りました。
この店では、1万円以上の買い物をした100人に、高級なお茶などが入った景品を先着順に贈っていて、列に並んだ人たちは商品を購入するとともに景品を受け取っていました。
およそ40番目に景品を受け取った群馬県から来た40代の男性は「箱の中にはお茶のほかに、体温計やバウムクーヘンが入っていました。ことしは良い年になると思います」と笑顔で話していました。
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