粉ミルクといえば赤ちゃんが飲むのが一般的だが、不足しがちな栄養素を補うため大人向けの商品が出ている。
シニア世代を中心に売れ行きは好調といい、メーカーは増産に乗り出すなどしている。
高齢化が進む中、健康志向の高まりが背景にあるとみられている。
●消費者の声、参考に
今月11日、東京都新宿区の龍生堂薬局東新宿店。大人向けの粉ミルクが目立つように並んでいた。
「買っていくのは、ほとんどが中年以上の女性。当初に予想したよりも売れている」。
薬剤師の大島章弘・店次長(43)はこう話し、「あくまでも栄養補給。普段の食生活で取り切れない部分が少し強化されている」と商品を説明した。
https://mainichi.jp/articles/20171230/ddm/013/100/010000c
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