睡眠導入剤を飲ませて女性にわいせつ行為をしたとして、警視庁池袋署は26日、千葉県鎌ケ谷市東道野辺、無職、近藤孝容疑者(53)をわいせつ略取と準強制わいせつ容疑で逮捕したと発表した。出会い系カフェで知り合った女性らに対し、「レイプドラッグ」を使った事件を繰り返していたとみられ、同署が調べている。
逮捕容疑は9月21日午後9時ごろ、千葉県成田市内のホテルのラウンジで、20代女性が注文した酒に睡眠導入剤などを混ぜて意識をもうろうとさせ、ホテルの客室に連れ込んでわいせつな行為をしたとしている。逮捕は今月25日。「薬は飲ませていない」と容疑を否認しているという。
同署によると、女性とは出会い系カフェで知り合い、数回食事をしたことがあった。ホテルの防犯カメラには女性が近藤容疑者にもたれかかり、自力で歩けない状況になっている様子が映っていた。近藤容疑者のタブレット端末からは、薬で眠らされたとみられる10人近くの女性の画像が見つかったという。
近藤容疑者はこれまでに、東京都豊島区内の出会い系カフェで知り合った女性ら2人へのわいせつ行為をしたとして、準強制性交等容疑などで2回逮捕されている。これらの事件については容疑を認めており、被害女性のうち1人の尿からは睡眠薬の成分が検出されたという。
ソース
わいせつ容疑:女性に睡眠導入剤 53歳男を逮捕 警視庁 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20171226/k00/00e/040/284000c