【台北・福岡静哉】スイスで21日に開かれたインターネットに関する国連の国際会議で、台湾の参加を阻もうとする中国側に対抗し、台湾側がロボットを遠隔操作して「出席」した。
「一つの中国」原則を掲げる中国の圧力で台湾の出席できる国際会議は減っているが、一矢報いた形だ。
台湾は国連加盟国でないが、オブザーバーなどの立場で世界保健機関(WHO)と国際民間航空機関(ICAO)に参加してきた。
独立志向が強い民進党の蔡英文総統が昨年5月に就任後、今春にはWHO、昨秋にはICAOに参加できなくなった。中国が事務局に圧力をかけたとみられる。
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https://mainichi.jp/articles/20171230/k00/00m/030/074000c