日本経済新聞社本社ビル(東京都千代田区大手町)の2階トイレで21日午前10時50分ころ、火災が発生した。
男子トイレに入った女性清掃員が「ボン!」という爆発音を聞き、火柱が上がった個室から、意識不明の男性が発見され、搬送先の病院で死亡が確認された。遺体は損傷が激しく身元を特定できる所持品もないという。2階は喫茶店や書店などが入っており、ビル内で勤務する人が持つIDカードがない一般人でも自由に立ち入れるスペースだった。
日経広報部によると「爆破予告などは把握していない」とし、社員の安否確認を調査している最中だという。
ビルで働く人は「館内放送で『エレベーターが停止したのでしばらく利用できません』という案内があった後『火災です、火災です』と警報が鳴った。誰も焦って避難していなかったし(火元を)見に行ってもいない」「エレベーターからこげ臭いにおいだけはした」などと話した。
火元のトイレで男性が意識不明のまま見つかった状況から、事故や焼身自殺を図ったか、もしくは株で大損するなどして日経に逆恨みを募らせた末の“自爆テロ”の可能性もないとはいえずナゾは深まる。
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2017年12月22日 17時00分 東京スポーツ