秋田大大学院医学系研究科の飯島克則教授(消化器内科)らの研究グループは4日、食道腺がんが秋田県内で
増えていることを初めて確認したと発表した。国内で食道腺がんは調査されておらず、確認例はほとんどなかった。
グループは「増加は秋田特有ではなく、全国でも同じ傾向になるだろう」と推測する。
同大医学部付属病院(秋田市)と県内10のがん診療連携拠点病院が共有する「院内がん登録システム」に、
2007~14年に登録された食道がん患者計2527人について、飯島教授と同大地域がん医療学講座の
本山悟教授(食道外科)らがデータ分析した。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171205_43012.html