http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171207/K10011250291_1712071923_1712071938_01_02.jpg
京都市の病院でことし10月以降、入院患者と職員、合わせて20人余りが結核に集団感染し、このうち70代の男性患者が死亡していたことがわかりました。
結核の集団感染が起きたのは、京都市右京区にある「宮崎神経科嵯峨病院」です。
京都市と病院によりますと、ことし10月、70代の男性の入院患者が結核と診断され、感染症の指定医療機関に転院して治療を受けましたが、結核のため先月、死亡しました。
病院や市の保健所が、この男性と接触があったほかの入院患者や職員などを検査した結果、7日までに、40代から80代の男性患者19人と、男性職員1人の合わせて20人が結核に感染し、このうち8人が発病していることがわかったということです。
このほか2人の患者が感染している疑いがあり、詳しい検査を受けているということです。発病した50代の男性患者と男性職員1人は、それぞれ別の病院に入院して治療を受けているということです。
感染者が出たのは長期入院の患者が多い病棟だということで、病院は詳しい感染経路などを調べるとともに、感染拡大の防止に努めることにしています。
ソース
病院内で患者ら20人が結核に集団感染 男性1人死亡 京都 | NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171207/k10011250291000.html