普天間基地の名護市辺野古への移設を巡り、沖縄防衛局が資材を海上から搬入するため国頭村の奥港を使用することを県が許可していた件について、きょう新たに中城湾港の使用も認めたことが分かりました。
沖縄防衛局は、資材を海上から搬入するため、国頭村奥港の使用を県に申請し許可がおりたとして、先月１３日初めて搬入作業を行っています。
さらに、沖縄防衛局は、今年９月、タグボートの給水などを目的に、中城湾港の岸壁の使用も県に申請していました。
宮城土木建築部部長「（中部土木事務所に）関係法令に基づき適正に処理するよう伝えた」
中部土木事務所は沖縄テレビの取材に対し、きょう、中城湾港の使用を許可したことを明らかにしました。
海上搬入に伴う港の使用を巡っては、国頭村の奥区は住民生活に影響が出ているとして県に許可を取り消すよう求めています。
今回の対応はあらゆる手段を持って基地の建設を阻止するとする県の姿勢に矛盾するとして、市民団体の反発が予想されます。
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