東京大学医科学研究所は2016年8月、AIを備えるコンピューターであるIBMの「ワトソン」が、専門家でも
診断が難しい特殊な白血病をわずか10分で突き止め、60代の女性患者の命が救われたと発表しました。
この成果は、ワトソンが2千万件に上るがん研究の論文や薬の特許情報などを参照し、患者の遺伝情報と
照らし合わせた結果、当初診断された急性骨髄性白血病とは異なる特殊な白血病であると判断し、
抗がん剤の変更を提案したことでもたらされたものです。
https://dot.asahi.com/dot/2017113000087.html?page=1