「月刊コンビニ」「月刊飲食店経営」編集委員・梅澤聡氏が「いずれ値上げせざるを得なくなる」と指摘、
回転寿司の代名詞ともいえる「1皿100円」の看板をおろさざるを得ない日が間近に迫っている。
2016年の回転寿司の国内市場規模は6429億円で、2016年の全国のすし店の市場規模は1兆5028億円。回転寿司のシェアは42.7%にも達している。
しかし昨年2016年にから前年比伸び率は1.8%とブレーキがかかり、2017年の予測も市場規模6570億円、伸び率2.2%で、元のような急成長には戻らない見通しに。
回転寿司業態全体の平均客数の前年比伸び率も2016年は平均客数が1.8%、平均客単価がプラスマイナス0%へ、大きく落ち込んだ。
外食産業担当のあるアナリストは「マクドナルドの業績が好調で、子連れ客が回転寿司からマクドナルドに流れたことも考えられます」とも指摘。
さらに原材料価格の上昇や人件費の上昇などによるコストアップにより、回転寿司の集客の武器になってきた「1皿100円」の看板をおろさざるを得ないような状況に追い込まれている。
「全皿100円が終わるのは、遅くとも次に消費税が上がるまで、早ければ来年2018年中にあるのではないかとみています」(エヌピーディー・ジャパンのフードサービス・シニアアナリスト、東氏)
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