政府が税制改正でさらなる増税を検討しているたばこ税。来年10月から3年かけて、紙巻きたばこを1本当たり3円程度引き上げるというものだ。
愛煙家にとっては耳の痛い話なのだが、そんな中、27日に1箱(20本入り)280円の「ダブルハピネス」というたばこが新登場した。
悩める愛煙家の救世主となるか-。
このダブルハピネスは「オリジナル」と「メンソール」の2種類があり、どちらも280円。インドネシアの大手たばこメーカーが製造、
日本での販売を日辰貿易が手がける。
なぜこの価格が実現できたのかというと、紙巻きたばこではなく葉巻に分類され、税制が異なるからだ。
「『葉巻きたばこ』ということです。巻紙は『シートラッパー』と呼ばれる物で、紙とたばこ葉を混合したつくりになっています」
同社の商品担当者はこう話す。
実際にパッケージを開くと、他社の紙巻きとはまったく違う焦げ茶色のたばこが姿を現す。だがスリムタイプでフィルター付きなので、
楽しみ方は普段のたばこと同じだ。
記者も試してみたが、不安視していたようなクセはなく吸い応えも十分。周囲からも「抱いていたようなギャップは感じなかった」
「280円というのはすごい」といった声が上がった。
さらにメンソールに関しても「たばこの味とメンソールの爽快感のバランスがちょうど良い」と高評価だった。
「日本向けに開発されたリトルシガーですので、発売前に実施した試喫でも高評価をいただきました」(同担当者)
値上げの嵐到来を予感させる中でこの選択肢は、大いに“あり”だ。
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