エジプト北東部シナイ半島でイスラム教スンニ派のモスク(礼拝所)が襲撃されたテロを巡り、
国際テロ組織アルカイダ系の過激派「イスラムの兵士」が26日までに声明を発表し、礼拝施設での殺りくは「重大な罪」だと強く非難した。
テロへの関与が疑われる過激派「イスラム国」(IS)系の組織と距離を置き、国民の批判をかわす狙いとみられる。
テロでは、イスラム教の神秘主義(スーフィズム)の信徒ら300人以上が殺害された。
エジプトで、スーフィズムの信徒は、国民に身近な存在。国内で大多数を占めるスンニ派のモスクが襲われたことも社会に衝撃を与えている。
http://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/171126/20171126085.html