千葉県の幹部職員ら３人逮捕 官製談合防止法違反の疑い

千葉県の東葛飾土木事務所の所長と課長を務めていた県の幹部職員ら２人が、県が発注した排水路の整備工事の入札をめぐって、予定価格などを建設会社の元役員に事前に漏らしていたとして、官製談合防止法違反の疑いで千葉県警に逮捕されました。
逮捕されたのは、千葉県松戸市にある県の東葛飾土木事務所の前の所長、佐藤政弘容疑者（５８）と、同じ土木事務所の前の維持課長の佐藤好明容疑者（５１）、それに、松戸市の建設会社 岡本組の元取締役、高松英範容疑者（７４）です。

警察の調べによりますと、佐藤前所長ら２人は、県が発注した松戸市内の排水路の整備工事をめぐって、去年６月と８月に入札の予定価格や技術評価点などの情報を、高松元取締役に事前に漏らしたとして、官製談合防止法違反の疑いが持たれています。

高松元取締役は２人からの情報を元に不正に落札したとして、入札を妨害した疑いが持たれています。

この工事は雨水を流すための配水管を県道の地下に設置するもので、去年８月に行われた入札には２社が参加し、岡本組が入札予定価格の９０．４％にあたる１億１４００万円で落札していて、警察は、入札の詳しいいきさつを調べています。

警察は捜査に支障があるとして、認否を明らかにしていません。
(全文は以下リンクより)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171123/k10011233421000.html
11月23日 23時43分 NHK

各地で官製談合がはやってるなあ
国会議員が範を示してきた甲斐があったというものだな

千葉以外でもなんかいくつかあったよな最近

今年は千葉県の年だな

千葉県の入札について

こんなの氷山の一角どころではない。
千葉県の入札は昔から少しも変わってない全国でも有数のドス黒い入札である。

その代表的な案件が、下水道の江戸川第一終末処理場関係の入札。

入札結果がどんどん出てるけど、土木・建築・電気・機械すべての案件で落札しているのは、千葉県職員をOBとして再雇用している会社。

天下りリスト（千葉県のHPにある）と照らし合わせれば明らかで、要はOBがいなければ、落札させないという悪質な入札。

OBがいる会社には、総合評価で有利になるよう採点表が配られ、またOBの中でも本課の課長クラスは無条件で満点。

大手企業に天下るためなら、手段を選ばない県なのは入札結果からも明白。

顧問という肩書て雇っても、役所の人間なんて民間企業では、技術面で役に立たないし、結局名刺配りで終了。

これはどう考えても県庁が主導で行っていないと、ありえないですよ？
特にひどいのが県土整備部で、ここは官製談合してない人間なんていないんじゃないかな。

そんな入札バカバカしくて、うちの会社はOBを雇うのやめたけど、そのOBに配られてるリストと採点表見て、みんなでドン引きしたわ。官というより、官のOBで今は民間企業の顧問と名の付く人間が受注業者を決めてるから、こっちの問題は、足がつきにくいのだろう。

今回の問題で、入札方法が変わる事を期待！変わらないようであれば、結局来年も天下りが止まらないし、OBをとらない民間企業は入札で勝てない現状は続く。