政府は21日の閣議で、名古屋城の外堀をはじめ各地で相次ぎ見つかっている北米原産の肉食魚
「アリゲーターガー」を来年4月1日付で特定外来生物に指定することを決定した。
許可を得ずに飼育や輸入することが禁止される。
アリゲーターガーの寿命は数十年で、体長は最大3メートル程度になる。飼育が困難になって遺棄
される例が多いとみられる。越冬も可能で、在来種を食べて生態系に影響を及ぼす恐れがあることか
ら、特定外来生物の指定を決めた。
アリゲーターガーを含むガー科とその交雑種の魚類計2種類が指定対象。このほか、マルバネクワガタ属の昆虫など14種も来年1月15日で特定外来生物に指定されることが決まった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171121-00000048-jij-pol