米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズから顧客と運転手の個人情報計約5700万件がハッカーによって盗まれ、ウーバーは情報流出を1年以上にわたって隠していたことがわかった。21日、米ブルームバーグが報じた。
ブルームバーグの報道によると、盗まれたのは世界中のウーバーの利用者約5千万人の名前、メールアドレスと電話番号のほか、運転手約700万人の個人情報。中には、約60万人の米国人運転手の運転免許証の番号も入っていた。クレジットカード情報は流出していないという。
ウーバーは情報流出について規制当局に報告しなかった。さらに、ハッカーに10万ドル(約1100万円)を支払い、盗んだ個人情報を消去し、流出を表沙汰にしないよう求めたという。
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