大相撲の横綱稀勢の里(31)=本名・萩原寛(ゆたか)、茨城県出身、田子ノ浦部屋=が九州場所10日目の21日、休場することになった。師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)が明らかにした。休場は4場所連続5度目で、全休明けの今場所は9日目まで4勝5敗だった。
今場所は足のけがの鶴竜が初日から、幕内力士への暴行問題が明らかになった日馬富士が3日目から休場しており、9月の秋場所に続き3横綱が土俵から消える事態となった。
稀勢の里は春場所で左上腕と左大胸筋を痛めたが、出場を続けて逆転優勝を果たした。しかしその後は一度も15日間を全うできず、飛躍の1年の締めくくりとなる九州でも復活する姿を見せることができなかった。
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