沿線4町長 「現状維持厳しい」
JR北海道が廃止の方針を示した札沼線北海道医療大学―新十津川間の沿線4町長が13日、新十津川町で会合し、「札沼線の現状維持は極めて厳しい」との認識で一致した。今後、路線存続の方針を維持しつつ、バスへの転換を含めた交通体系のあり方を検討することを決めた。
出席した新十津川、浦臼、月形、当別の町長は今後、JR北に同線沿線各町の主要駅間の収支について情報提供を求め、交通体系のあり方を考えることにした。
会合後、熊田義信・新十津川町長は「このままいくと何の解決、打開策も見えない」と、バス転換を含めて検討する理由を述べた。斉藤純雄・浦臼町長は「バスも含めて『一歩前進』の検討もしようということになった」と語った。
http://yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20171114-OYTNT50101.html