狩猟解禁日の15日、兵庫県内でも猟銃を持ったハンターが日の出とともに山や川、ため池などに繰り出した。
姫路市では狩猟免許を昨年取得したばかりの女性狩猟者「狩りガール」が出猟。ため池のほとりでカモを狙い、真剣な表情で猟銃の照準を合わせた。
姫路市の給食サービス会社に管理栄養士として勤める秋陽子さん(32)は免許取得後、この日が初めての猟だ。
テレビや雑誌を見て興味を持ち、鳥や動物の解体が仕事に役立つと考えて免許を取得したという。
この日は男性ハンターにまじって出猟。獲物がいるため池に近づくと、獲物のカモに気づかれないよう身をかがめ接近し、飛び立った獲物に猟銃を向けた。
秋さんが参加したグループの解禁日の成果はマガモやカルガモ、ヨシガモなど約10羽だった。
秋さんは「射撃場以外で猟銃を撃ったのは初めてで緊張した。慣れたら鳥以外にもシカやイノシシなどの大物猟に挑戦したい」と話していた。
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https://mainichi.jp/articles/20171116/k00/00e/040/193000c