腸から寄生虫、栄養状態も不良 北朝鮮兵士なお意識不明
南北軍事境界線上にある板門店の共同警備区域(JSA)で北朝鮮軍の男性兵士が韓国側に逃走を図って
北朝鮮軍の銃撃を受けた事件で、韓国・亜州大付属病院(京畿道水原市)は、15日午前から約3時間半にわたって
兵士に2度目の手術を行った。
病院関係者によれば、兵士は依然、意識不明の重体で生命維持装置を付けた状態という。
1、2度目の手術で、計6発の拳銃や自動小銃の弾を除去した。
病院側関係者によれば、兵士の小腸からは最大で27センチになる数十匹の寄生虫が見つかった。
未消化のトウモロコシも残っており、栄養状態は良くないという。